日本円は日本の法定通貨として国内で導入されています。ドル、ユーロと共に世界の三大通貨の1つとされています。外貨取引でドル、ユーロについて3番目の取引量になります。
円の単位
- 円の単位は「円」
- 国際標準化機構が規定する各国の通貨コード(ISO 4217)では「JPY」
国内における一般的な通貨単位としては円が用いられています。一方で外貨の取引、両替や通貨名を翻訳した際などに通貨コードである「JPY」が使われます。国名を入れることで、他通貨(元=圓/円)との曖昧さなどを排しています。
円には「yen」という表記もありますが、これは日本語の「えん」という音をローマ字表記したものです。「JPY」のYはyenの頭文字です。
円という言葉自体が通貨の単位を表す言葉として東南アジア地域で用いられているため、日本国内でも混同を避けるため日本円と表現する場合もあります。
円の補助単位
- 銭(sen)
- 厘
円を補助する単位として、1円の100分の1を表す銭と、1円の1,000分の1を表す厘があります。一般的な買い物をするときには円のみを使いますが、為替レートの場合は小数点以下の形で1円以下の値を取り扱います。
銭と厘には現在、硬貨も紙幣もありませんが為替の計算上でも使用されることがあります。
円の通貨記号
- 円の通貨記号は「¥」です
¥の記号は、$の記号を基にしています。$の記号の二重線を模倣して、「yen」の頭文字の「Y」に二重線の飾りを施したものです。
円という表記の場合は「1円」というように数字の後に記号が配置されますが、¥記号は「¥1」というように数字の前に配置されます。
また海外では、日本円であることを明示的に示すために「JP¥」という形で表記されることもあります。
紙幣、硬貨の種類
- 紙幣:1000円札、5000円札、10000円札
- 流通の少ない紙幣:2000円札
- 硬貨:1円、5円、10円、50円、100円、500円
紙幣は日本銀行券が正式名称になります。
流通しているのは、紙幣4種類に硬貨6種類の合計10種類になります。過去に流通していた旧紙幣・旧硬貨も一部失効したものを除いては、現在も使用することが出来ます。
2000円札は流通量が少なくなっています。しかし沖縄県では全体の7%と比較的流通量が多くなっています。沖縄県には、県自体が2000円札の流通に積極的に取り組んだことや20USD札に慣れ親しんでいた背景があります。
円の製造
- 紙幣:国立印刷局
- 硬貨:造幣局
円は紙幣は印刷局、硬貨は造幣局というように2か所に分かれて製造されてます。発行元の表記も異なり、紙幣は日本銀行が発行元、硬貨は日本国政府が発行元になります。
円の流通地域
現在、円が法定通貨として流通しているのは日本のみになります。